大塚 俊治 (おおつか しゅんじ)

 1949年大阪生まれ、大阪育ち。
 大学時代アメリカへ2年間放浪の旅に出、レザークラフトと出会う。
 帰国後、趣味としてレザークラフトを始めてから革の世界にのめりこむ。その後、独学で素材知識や鞄の製法技術を身に付ける。
 1970年代の第1次レザークラフトブームに乗り、多種多様な革製品と手掛け、技術・知識を磨く。
 1974年大阪鰻谷において、ヌメ革を主にバッグなどの革製品を製作発表すると場として工房・ショップをオープンさせ、さらに「革」を極める。
 2001年より大阪南船場に工房「OLA」を構え、革工芸教室を主宰して若手の育成に当たり、多くのプロ作家を輩出。
 また、学生時代にはプロバンドでベースギターを担当した「ミュージシャン」。好奇心旺盛な大の音楽好き。
 職人にこだわりはいらない。ものづくりに余計な感情が入ったら、良いものは作れない。職人が思い込みや感情移入していては、お客様の要求に応え、喜んでもらえるものはできない。自分のこだわりを捨て、お客様と向き合う。そこに職人の技が生きる。
*雑誌『Begin』2002年9月 レザー界を支える職人5傑「匠の革」特集インタビューより